【産学官連携】SDGsクイズ企画・ガラポン抽選会を開催しました ― 新潟市×新潟国際情報大学 共同イベント開催レポート ―

2025年10月11日(土)・10月12日(日)に開催された「古町どんどん」にて、新潟市・新潟国際情報大学と共に、SDGsクイズ企画・ガラポン抽選会を開催しました。

新潟市と新潟国際情報大学は、2022年にSDGs推進に向けた連携協定を締結。2025年度は新たに株式会社トラストコミュニケーションも参画し、より幅広い普及啓発活動を展開しています。
今年度は「イベント出展チーム」と「SNS発信チーム」に分かれ、それぞれがSDGsの理解促進と市民の行動変容を目指して活動を実施。その一環として、食品ロス削減をテーマにした体験型イベントを「古町どんどん」で開催しました。

●出店概要
開催日:2025年10月11日(土)・10月12日(日)
主催 :新潟市・新潟国際情報大学
協力 :株式会社トラストコミュニケーション

【コンテンツ01】SDGsクイズ企画

「SDGsクイズ企画」では、食品ロスに関する3つのクイズを出題。会場内に設けたクイズスポットを巡りながら、ゲーム感覚で楽しめる形式で実施しました。遊びながら学ぶことで、来場者の皆さんに食品ロスへの理解を深めていただきました。

出題クイズはこちら!
本記事の最後に答えが載っています。ぜひ挑戦してみてください♪

クイズ①
日本の食品ロスのうち、家庭から出る割合はどのくらいでしょうか?

< A. 約25% / B. 約50% / C. 約75% >

クイズ②
食品ロスによって発生する温室効果ガスは、世界全体の排出量の約何%を占めるでしょうか?

< A. 約2.5% / B. 約4% / C. 約8% >

クイズ③
農作物全体のうち、規格外として廃棄される割合はどのくらいでしょうか?

< A. 約10~20% / B. 約30~40% / C. 約50~60% >

学生たちはクイズを出題するだけでなく、食品ロスが生まれる背景や、削減の目的・意義についても丁寧に説明しました。
来場者の皆さんは学生の話に熱心に耳を傾け、小さなお子さまからご年配の方まで、多くの方が積極的に参加。「知ること」「話すこと」から一歩踏み込んで、食品ロス削減の大切さを実感できる時間となりました。

また、クイズ企画に参加いただいた皆さんには、食品ロス削減に向けた「行動宣言」も記入してもらいました。
クイズで学んだ内容をもとに、「今日からできること」をそれぞれの言葉で書いてもらい、たくさんの前向きな宣言が集まりました。「食べきれる分だけ買う」「賞味期限をよく確認する」「残った食材をアレンジして使う」など、一人ひとりの小さな行動が、未来の大きな変化につながります。

ぜひ本記事を読んでくださっている皆さんも、今日からできる食品ロス削減を始めてみませんか?

【コンテンツ02】ガラポン抽選会

「SDGsクイズ企画」に参加し、食品ロス削減に向けた行動宣言をしてくださった方を対象に、出た玉の色に応じて景品をプレゼントするガラポン抽選会を実施しました。

そしてこの景品も、ただのプレゼントではありません。実は、食品ロス削減を“体験”できる特別な内容になっているんです。新潟市内の農園からご提供いただいた規格外野菜(長ネギ・さつまいも・梨)のほか、市内のお菓子屋さんに作っていただいた規格外野菜を活用した商品(シフォンケーキ・ジャム・キャロットケーキ)をラインナップ。

参加者の皆さんからは、「これが規格外なの?」「これでもう通常の販路で売れないの?」と、驚きと関心の声が多く寄せられました。実際に手に取ることで、“もったいない”をおいしく楽しく学ぶ時間となりました。

▽今回ご協力いただいた事業者の皆さま
【新潟市中央区】maikka Ki5様…規格外野菜を活用したメニューの製造協力
【新潟市西区】 原田農園 様… 長ネギ
【新潟市西区】 太田農園 様… 長ネギ
【新潟市南区】 有限会社米八(農産物直売所 越王の里) 様… さつまいも
【新潟市北区】 農産物直売所 わくわくファーム豊栄店 様… 梨
【新潟市南区】 農産物直売所 にいがた村 様… イチジク、りんご、人参、カボチャ
【新潟市北区】 DHC 酒造 様… 酒かす

まとめ

今回のイベントを通じて、クイズやガラポン抽選をきっかけに、子どもから大人まで多くの方に食品ロス削減の大切さを身近に感じていただくことができました。「知る」「考える」「行動する」。その小さな一歩が、持続可能な未来につながります。

これからも私たちは、産学官が連携しながら、楽しく・分かりやすくSDGsを学べる機会づくりを続けていきます。ご来場・ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!

また、本取り組みをサポートする私たち株式会社トラストコミュニケーションが運営する「finear(フィニア)」でも、Instagramで地域や食の魅力を発信しています。こちらもあわせてチェックいただき、地域の魅力発信に関心を持っていただければと思います。

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出題クイズの答えはこちら!